http://gakkenmu.jp/column/19507/
肉を作り、富を積み上げる
株式会社ベジタリアンブッチャージャパンの代表取締役・村谷幸彦氏と同氏が経営するbutamajin池袋店で会った。butamajinは豚肉専門の焼き肉店で本店は富山にある。その立ち上げの際にベジタリアンブッチャー社のことを知ったのだという。
「野菜ソムリエの人が厨房に入ることになり、店で野菜中心のメニューも用意することになったんですね。その人がベジタリアンだったんです。何をタンパク源にしているんだろうと思ったら、テンペだったんです」
テンペは大豆からできたインドネシアの食材で、納豆を固めたような不思議な食べ物だ。店で扱おうとネットで取り寄せた。
「食べてみたんですが、私自身の口には合わなくて。これで肉の代用品として成立しているのか? と思ったわけです」
株式会社ベジタリアンブッチャージャパン 代表取締役・村谷幸彦氏。
他にタンパク源として使える食材はないのか? 調べていくうちに、代替肉のことを知る。
「何社か取引を持ち掛けて、その中で一番日本のマーケットに興味を示してくれたのがオランダのベジタリアンブッチャーだったんです。取り寄せてみたら、面白かった。肉の代替品って絶対流行ると思いましたね」
インポッシブルミートもビヨンドミートも商品が出始めた頃で、今のような熱狂が起きる前のことである。
ベジタリアンブッチャーはオランダ発。アメリカのインポッシブルミートやビヨンドミートとは違うのか?
「基本的には同じです。ただアメリカのものはミンチ状のタンパクから作っていますが、ベジタリアンブッチャーは最初から型に入れて作る成形肉という違いはあります」
ベジタリアンブッチャーは家庭での使いやすさを重視しているそうで、使いやすいさから成形肉。
「それにインポッシブルミートやビヨンドミートのように血まで再現する必要があるのか」
(続く)

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