殺人罪の罪をきせられ30年間の獄中生活、拘留期間も会わせると45年にもなる米国男性が150万ドル(約1億6400万円)の補償金を得たと報じられている。
リチャード・フィリップス(73)は1972年10月にデトロイトにてグレゴリー・ハリスという男性を銃で撃ち殺しで有罪判決を宣告された。
フィリップスは逮捕当時からずっと無罪を主張していたが受け入れられず、さらに不運なことに証人が偽証をしていたため無期懲役が宣告された。
フィリップスは自身の弁護人に「私がしていない殺人を認めるくらいなら、むしろ監獄で死んだほうがましだ」と悔しさを訴えた。
しかし彼は1997年に控訴審でも有罪判決を受け、10年以上投獄された。2010年ミシガン大学ロースクールの学生らが、彼が濡れ衣を着せらていることに気付くまで彼は孤独だったのだ。
リチャードは彼の無罪を信じたロースクールの助けを借りて再び公権力との戦いを開始した。
長い時間がかかったが、共犯として逮捕され収監されていたリチャード・フォロンボがフィリップスの無罪を証言し、状況が一転。
フォロンボは法廷で「事件当時、検察が掲げた主要目撃者であり証人だったフレッド・ミッチェルと私が真犯人」と告白した。
彼は別の犯罪で逮捕されたフレッド・ミッチェルが加重処罰を避けるために全く無関係のリチャード・フィリップスを犯人に追い込むように偽証したという。
(つづく)
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